昨日の日記でご覧いただいたDM。
紙版画でのイラストを制作していただいた坂本千明さん。
雑誌などでのイラストや漫画などのお仕事の他、
今回お願いしたような紙版画の作品を作っていて、
個展やグループ展に参加したりされています。
イラストを書かれるときの線と、紙版画で表される線。
坂本さんが作り出すものは、そのギャップが面白い。
私は同年代ということもあって、すっかり呑み友達な感じで
おつきあいさせていただいていてなんだか恐縮してしまうのですが、
なんとなくその合間合間に見える「ある部分」が
この紙版画の作品の方に色濃く表れているように思え、
そこに親近感を勝手に覚えてしまって、参加をお願いしたのです。
坂本さんの版画作品で印象的なのが、
ご自身が飼っている猫をモデルにしたもの。
ファンの方も多くいらっしゃると思います。
今回は紙を染めたりのスペシャルなかたちで登場します。
さらに今回、この催事に参加していただくにあたって、
新しい作品を作ってくださるということだったので、
ではぜひ「暮らしの道具」をテーマにお願いしたいとお話したのです。
いつもの坂本さんの版画作品にない感じですが、逆にそれがうれしい。
以前に坂本さんから、実際に版を見せてもらったのですが、
その緻密さと、
そしてそこにインクと紙が組み合わされることによって生まれる
色や線の面白さ。
私もこうやって画像で見ただけでももう興奮、なのですが
実際に手に取ることで、それを感じていただきたいと
心から思うのです。
「雨の日は、手紙を書く。」展は6月21日(火)〜26日(日)まで。
詳しくはこちらをどうぞ。
===
*明日13日は休業日となります。
*「小匙ジャム」は6月14日(火)入荷です。
今月は、
ルバーブ、夏みかん、ビターキャラメル、いちじく赤ワイン
などを予定しています。
|
by shimashimaya
| 2011-06-12 17:13
|